バリュー投資法とは

 バリュー投資法とは、株式市場から割安な株を探してきて買います。そして、その株が割安ではなくなってしまったら売る投資法です。
 
 多分、みんな言いたことがあるはずです。きっと「そんなのわかったら、みんな金持ちだ!」だと思います。僕もそう思います。
 
 だから、100%勝てるわけではありません。しかし、この投資法を知っていれ
ば、1%でも勝てる確立を増やすことができます

 
 本来株式は上がるか下がるかなので、勝つか負けるかは五分五分です(極論ですいません)その五分五分の世界に1%でも勝てる見込みを入れる可能性を見出せる投資法です

有名なバリュー投資家たち

この投資方法で有名なのはベンジャミン・グレアムやウォーレン・バフェット(※1)という人たちです。特に、バフェットは世界で二番目のお金持ちになっています。彼は、この投資法で世界で二番の資産を築きあげました。
 
 最近だと、「しん」(※2)という人が有名です。彼は日本の方で、バリュー投資法で400万を1億円にしました。なんと期間は3年間だったそうです。
 
※1 くわしくはこちら(外部リンク)
※2 くわしくはこちら(外部リンク)

割安株をどうみつけるのか?

 すごーく細かくなると、いろいろな方法があるそうですが、カリスマとレーダーのしん氏も重要なのは3つだけだといっています。
 
 その三つとは以下の三つです。
 
■ PER
■ PBR(解散価値)
■ ROE
 
です。しん氏へのインタビュー記事はこちらです。
 

PERとは

計算式
 
PER=株価÷EPS(一株あたりの利益)
 
説明
 
 株価を一株あたりの利益で割った値です。例えば10倍なら、株価はこの先10年分の利益を含んだ価格になっているということです。
もし買うとしたら、10年分の利益を見越して買うことになります。
 
 ふっきーは10倍以下の株式を買うようにしています。10倍以下は割安株だといわれています。(一般的に)
 
 しかし、伸び盛りの業界ではPERは高い傾向にあります。なぜかと言うと、EPSが現在の値だからです。伸び盛りの業界の場合はEPSはどんどん上がるでしょう。そうすると、PERが下がる。よって、未来の割安株になります。
 

 だから、伸び盛りの業界はPERが高いくても投資をする人がいます。いい例は数年前に起きたITバブルです

例 株価100円 一株あたりの利益 10円 式 100÷10=10倍となります

PBR(解散価値)とは

計算式
 
PBR=株価÷BPS(一株あたりの純資産)
 
説明
 
 株価を一株あたりの純資産で割った値です。例えば三倍なら、会社の純資産は、株価の三分の一しかないということになります。
 
 例 株価1200円 BPS400円 1200÷400=3倍となります。
 
 ふっきーは出来るだけ1倍以下を買うようにしています。なぜでしょうか?
 
 それは、投資した会社が倒産したときに1倍以下ならば投資した以上のお金が返ってくるからです。倒産したのに何でお金が返ってくるの?と思う人がいるでしょう。
 
 答えは、会社が解散したときには余ったお金を返さなければなりません。そして、お金が余っても様々な理由で倒産することはあります。よって、PBRが1倍以下でも投資した金額より多くのお金が戻ってくるのです。
 
 実際証券会社のHPに行って調べてみてください。かなりあると思います。カリスマとレーダーのしん氏はバリュー投資法の中で一番大切なことだといっています。

ROEとは?

計算式
 
ROE=当期純利益÷株主資本×100
 
説明
 
 株主資本とは、会社が儲けるために使う軍資金みたいなものです。製品を開発したり、新商品を開発したり、人を雇ったりなどの会社を動かすためのお金です。
 
 よって、会社を動かすお金でどれだけ効率よくお金を儲けているのかをROEは導き出してくれます。
 
例 A社 当期純利益 300円 株主資本1000円
  B社 当期純利益 4000円 株主資本 15000円
 
 A社 300÷1000×100=30%
 B社 4000÷15000×100=26.6%
 
 一見B社のほうが稼いでいるように見えるのですが、実はA社の方が効率よく稼いでいて、今後はA社の方が伸びていく可能性が高いことがわかります
 
 ROEは経営の効率さを教えてくれます。ちなみに、日本とアメリカだと断然アメリカの方が効率の高い経営をしています

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